2009年8月29日土曜日

やさしいやさしい日本の歴史

私達はまぎれもなく日本人。日本のルーツから始まって、どんな歴史をたどって来たかという事は知っておかねばなりません。でも日本は長い歴史を有した国家ですから詳しく読むのはなかなか大変です。
ところがとても面白くて、優しくて、すーいすーい読める日本の歴史の本がありますので紹介させて下さい。
全15巻、別巻1巻計16巻ですが、1巻の箱の中に3冊づつ入っております。
(三冊×15巻+別冊1巻)46冊。
価格は全部で8400円(税込)です。
こんなに立派な46冊もある日本の歴史が8400円で手に入るとは。
一巻で買い集めて頂いても結構です。
一巻525円(税込)です。
種をあかせば中身は漫画です。
想像しながら、絵を観ながら3才以上のお子さんなら読んでいただけると思います。幼い時に観た絵本、児童書、マンガ等は大人になっても頭の中に残っています。血や肉になっています。この本を読んだお子さんは小学校1年生入学した時に、おそらく日本の歴史が理解されていると思います。
お子様ばかりでなく、お父さん、お母さんも一緒に読んで下さい。大人も面白いと思います。こんな優しい日本史の本を読まない手はありません。ぜひぜひおすすめ致します。

















・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

※中身はこんな感じです。
人物日本の歴史②より
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「人物日本の歴史」全15巻+別巻1冊計16巻全46冊
(1巻の箱の中に3冊づつ入っております。)
個別売り 525円


「人物日本の歴史」全15巻+別巻1冊計16巻全46冊
(1巻の箱の中に3冊づつ入っております。)
セット販売 8400円

※クリックでイメージ拡大表示
-----------------------------------
イセザキ書房
〒231-0055 神奈川県横浜市中区末吉町1-23
TEL: 045-261-3308 FAX: 045-261-3309
www.isezaki-book.com
お問い合わせ・ご注文フォーム
にほんブログ村 本ブログ 出版社・書店へ

お詫び申し上げます

2009年8月27日(木)深夜に放送される「スペシャルギフト」にイセザキ書房が放送されますと御知らせ致しましたのに、日本テレビの都合で放送が一週間延期になりました。私共では、どうする事も出来ず、ひたすら皆様にお詫び申し上げます。来週、9月3日(木)24:38~25:08に都合がつけば見て下さいね。
よろしくお願いします。

ブログの番組宣伝も訂正いたしました。
申し訳ございませんでした。
8/18日ブログ←クリックすると飛べます。

イセザキ書房

-----------------------------------
イセザキ書房
〒231-0055 神奈川県横浜市中区末吉町1-23
TEL: 045-261-3308 FAX: 045-261-3309
www.isezaki-book.com
お問い合わせ・ご注文フォーム
にほんブログ村 本ブログ 出版社・書店へ

2009年8月25日火曜日

VHS販売のお知らせです


イセザキ書房で只今VHS特価で販売中です。
現品限りになりますので、在庫が無くなり次第
終了とさせて頂きます。
お早めにお買い求め下さい。


FUJIFIFILM


120分×3本パック 450円(税込)
140分×3本パック 550円(税込)
160分×3本パック 650円(税込)

TDK
140分×3本パック 550円(税込)



-----------------------------------
イセザキ書房
〒231-0055 神奈川県横浜市中区末吉町1-23
TEL: 045-261-3308 FAX: 045-261-3309
www.isezaki-book.com
お問い合わせ・ご注文フォーム
にほんブログ村 本ブログ 出版社・書店へ

2009年8月22日土曜日

山のかなたの夢に向って

先月テレビの中で定額給付金によって潤ったかという質問をやっていた。効果は今一という感じだった。最後にネットを代表して楽天の三木谷氏に聞いたら「あまり効果は感じられなかった」と即答。「それはそうと三木谷さんは頂きましたか?」聞かれた。暫く沈黙。「えーどうしたかな?はっきり覚えてないけど、貰わなかったかな?」と答えた。
そう三木谷氏にとって15000円なんて私の1円位かな、忘れるのは当然ね。と思うのも同時に政府はなんて無駄な事をするのだろう。
本当に困っている人、喜んでくれる人を探すのは難しいのだから、こんな大雑把なやり方はやめた方がよいと私は思った。
○○に金を出す、○○に金を出す、そんな話ばかり。
そんなお金どこにあるのでしょうね。
高速料金一律¥1000という事で大勢の人が車を走らせたけど誰が喜んだのだろう。そして、どんな経済効果があったのだろうか。
もしこれをすべて無料にしたら、どんな結果が出てくるのだろうか。私は専門ではないからよく分からない。でも、素人なりに考えれば通常の物流の為のトラックとか商業車こそ高速代は下げるべきではないかと私は思う。その方が経済効果は大きいのではないだろうか。
又、CO2を撒き散らすより列車というものもありフェリーという手段もある。
分散させた方が動く方も楽だろう、そして地球環境の為にも良いのではないだろうかと私は思った。

私はもう50年以上本屋一筋で生きて来たので他の事はよく知らない。しかし本屋の事なら(特に零細本屋の事なら)知りつくしている。
出版社さん、問屋さん、その他業界の方々と会う事は多いけど、皆私の息子や娘世代。
もうすぐ孫世代を相手にする事になりそう。
そんな若い息吹きを吹き込まれながらお話をさせて頂けるのを私は、とても幸だと思ってる。
よく出る言葉の中に(中小企業)という単語があります。そして中小企業は困ってるとか・・・・云々という言葉になるのだが、皆さん御存知かどうか分からないけど、その下に(零細企業)というグループがあります。書店はとても失礼だけど大部分この中に入っています。大書店と云っても大企業とは程遠い規模だと思う。
先月来店したお客様同士で話しているのを聞くともなく聞いていたら「近くの本屋が2軒もやめてしまって代わりに出来たのが大きな本屋でね本一冊買おうと思って入ったらエレベーターで上まで行かされたんだよ。背広買うわけじゃないし、エレベーターに乗るくらいなら自転車でここに来たほうが早いんだよ」と。そう、本という商品は全くその通り。かまえて買う商品ではありませんよね。
だから私は100坪前後の書店が誰でもいつでもふらりと入って行けるようにほどよく点在してるのが理想である。

でも時代はそれを許しません。たしか大店立地法が出来、様々な規制がどんどん緩和されて行った頃から商店街の小さな店は立ちゆかなくなって来て通称シャッター通りになってしまったのです。
個店は生き延びれなくなったのです。
ひとつ、又ひとつと消え去ってゆきました。
時の流れ、世界の競争に勝つために・・・・。
本当にそうだったのかどうか私は分かりません。

アメリカのような広い国と違い日本は小さな小さな島国です。
商店街は庶民の生活に密着した素晴らしい生きる為の知恵から自然発生的に昔から出来たものだと思います。それが壊されてしまいました。
壊したのは誰なんでしょう。
私が書かなくても読んで頂く方は御存知だと思います。

零細企業について更に云えばアルバイト、パートタイマーの時給の問題です。こんな事は政府が決めなくても時の相場というものが充分機能いたします。
水は低きに流れる。給料は高い方へなびきます。今こそ人が余ってるので零細企業でも求人できますが、その景気の良かった時代には人が採れなくて困った時もありました。

アルバイトが止めたので閉店を早くしたとか人が来なくて店を続けられないと嘆いた時代もそう遠い昔ではありません。世の中は山あり谷ありです。遠くを見ましょう。近視眼的に反応するのは止めましょう。
時給¥1000とか云ってる党首に申し上げたい。支払う方は大企業ばかりではありません。私のような零細企業の経営者も支払う側に立たされています。
ちなみに私の時給は¥500にもなりません。詳しく計算すれば多分¥300位でしょう。貴女の時給と比較しろというのは無理ですね。
でも私はヘコタレマセン。
私には夢があります。その夢の実現の為なら、どんな事でも出来ると思います。
ハイ、私の夢は本読み人を一人でも多く育てる事です。

私の残りの時間は短くなってきました。
でも、その残りは時間を目一杯、私の夢のために私は生きてまいります。
体力も減り、だんだん力も弱まって来たと思うけど残されている機能を動ける機能を使って夢に向ってまいります。

その第一歩が紙芝居でした。
子供の時から本になじんだ人間は一生、本好きになり大きな幸を必ず得られます。
小さな目先の事ばかり追っかけないで人生の目的を持って生きて生きたいと思います。
人口が減ったって優秀な人材が育っていれば心配する事ありません。

国として一流国になるよりも、そこに住む人間が一流人になる事が大切だと私は思って一日一日生きてまいります。残り少なくなりつつある時間を大切にいとおしみながら・・・・・・。



-----------------------------------
イセザキ書房
〒231-0055 神奈川県横浜市中区末吉町1-23
TEL: 045-261-3308 FAX: 045-261-3309
www.isezaki-book.com
お問い合わせ・ご注文フォーム
にほんブログ村 本ブログ 出版社・書店へ

2009年8月18日火曜日

日本テレビでイセザキ書房が放映されます


日本テレビの「スペシャルギフト」という番組でイセザキ書房が出演します。

放送日 2009年9月3日(木)
時間 深夜24:38~25:08

(日時・時間帯は変更になる場合もございます)

深夜ですが御覧頂けると嬉しいです。
よろしくお願い致します。

日本テレビHP
スペシャルギフトHP
(文字クリックでサイトに飛べます(別窓開きます)

-----------------------------------
イセザキ書房
〒231-0055 神奈川県横浜市中区末吉町1-23
TEL: 045-261-3308 FAX: 045-261-3309
www.isezaki-book.com
お問い合わせ・ご注文フォーム
にほんブログ村 本ブログ 出版社・書店へ

2009年8月15日土曜日

敗戦の日

小学生の女の子にとって何が分かろうか?
必ず勝つと信じて生きてきた10才の女の子にとって戦争に負けたという事は言葉には表せない衝撃的な出来事だった。
涙がほろほろとこぼれどうしてなんだ・・・・と大声で泣いた。
私は子供の時から何でも懸命に取り組む性質だったので戦争に勝つために何をしよう、戦争に勝つために頑張ろう・・・・の一心だった。
でも、私の努力は何一つ報われなかったんだ。
私は占領下の中で高校生活を過ごし高校三年生の時、平和条約が結ばれ晴れて独立国となった。

その後、結婚して神奈川県へやって来てみて、色々様々な新しい事を見聞するに及びこの戦争は負けるべくして負けたんだという事を知らされた。
召集令状赤紙一枚で小学校四年生の時、父は軍隊にとられ終に我が家にも日本にも生きて帰る事は叶わなかった。
一家の中心を失った我が家は生きる事には不自由しなかったものの明るい笑顔の絶えてしまった家になった。

亡夫が結婚直後、私に云った。
「日本は領土を沢山失ったけれど、その代わり言論の自由というものを手に出来たんだ、どっちがいいか分からない」と。
私は以来50年余り8月15日を大切な日と考えている。

そして今は戦争には敗けたけど、更に私自身も年令を重ねてしまったけれど希望を胸に抱いてこれからも生きてゆきたい。
それが私の人生に勝つ事だと思いたい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「昭和二十年夏
僕は兵士だった」

著/梯 久美子
角川書店
本体1700円(税別)









「英雄なき島」

著/久山 忍
産経新聞出版
本体1600円(税別)










「8月17日、ソ連軍上陸す」

著/大野芳
新潮社
本体1600円(税別)










「特攻隊振武寮」

著/大貫健一郎・渡辺考
講談社
本体1800円(税別)











「あの戦争から遠く離れて」

著/城戸久枝
情報センター出版局
定価1600円(税別)










「往きて還らず」

著/団 鬼六
新潮社
本体1500円(税別)










「未帰還兵」

著/将口 泰浩
産経新聞社
本体1500円(税別)










「ヨシアキは戦争で生まれ
戦争で死んだ」

著/面島 直子
講談社
定価1600円(税別)








-----------------------------------
イセザキ書房
〒231-0055 神奈川県横浜市中区末吉町1-23
TEL: 045-261-3308 FAX: 045-261-3309
www.isezaki-book.com
お問い合わせ・ご注文フォーム
にほんブログ村 本ブログ 出版社・書店へ

2009年8月8日土曜日

暑中お見舞い申し上げます

 


私は毎年夏になると思い出す言葉がございます。
若かった頃、ある大手出版社の社長さんから云われた言葉を。
『この暑い夏を避暑にも行かず東京で頑張って働いた人にはやがて来る秋がとても素晴らしい季節になりますよ』と。
私は夏が来ると必ず、この言葉を思い出します。そして毎年素敵な空、優しい風の素晴らしい秋を恵んでいただいてまいりました。
どうぞ暑い中、汗を流しながら働いていらっしゃる皆様、素晴らしい秋を迎えて下さい。

そう、あれからもう50年たちましたね。



-----------------------------------
イセザキ書房
〒231-0055 神奈川県横浜市中区末吉町1-23
TEL: 045-261-3308 FAX: 045-261-3309
www.isezaki-book.com
お問い合わせ・ご注文フォーム
にほんブログ村 本ブログ 出版社・書店へ

2009年8月1日土曜日

ただほど高いものはない

先月、温泉へ行き露天風呂に入った時、体をのばし空を見上げていると、ずーっと昔いつだったか、こんな体験があったような気がしてきた。
未だ小学校にもあがってなかった頃だったように思う。
70年以上も前に露天風呂に入ったはずもないけれど空を見上げているとだんだん思い出してきた。そうだった。私の実家で盥(たらい)にお湯をいっぱい張って妹と一緒に行水をした時の事だった。
小さな家庭風呂より空を見上げながら湯につかる事の気持ちよさは子供心にもあったようだ。
祖父が建てた家は私の年令よりも2~3年上なのに未だにびくともしない日本建築であった。
庭のまわりにはざくろ夏みかんびわいちぢくの木があってそれが実る頃ちぎって食べるのが嬉しかった。
竹もあった、松も見事なものがあった。さざん花、万年青もあり楓もあった。
四季折り折りに変化する様を祖父は楽しんでいたようだ。
そんな事を考えている時に「森林の崩壊」を見つけ読んでみた。

森林の崩壊 国土をめぐる負の連鎖
白井裕子/著

出版社名 新潮社
税込価格 714円

「森と木の文化が危い・・・・・・・・・・」

木材は国産材を使わず輸入材に頼ってきた。
森林の荒廃、林業の衰退、国産木材を活用する地場産業の解体・・・・・産業文化の伝統も継承の危機に立たされています。
と著者は云っている。
私の祖父の時代は、森や木に対する柔かな感受性を育み、それを基にして豊かな産業文化を築いてきた時代であった。

しかし今はすべて経済第一主義、合理性が第一。
これでは人の心は荒みます。
選挙を前にして各政党はマニフェストを出してきたが私は全部がっかりです。
何々に金を出す、何々を無料にする。
そんなお金どこにあるのでしょう。

森材の荒廃は海の危機に繋がります。
住んでいる大地が壊れそうになっている時に誰か、どこのかの政党がもっと根本的な人間の幸に繋がる話を出してくれないものだろうか。
無料、無料と叫ぶけれど私は知っている。
タダホドタカイモノハナイと云う事を。

-----------------------------------
イセザキ書房
〒231-0055 神奈川県横浜市中区末吉町1-23
TEL: 045-261-3308 FAX: 045-261-3309
www.isezaki-book.com
お問い合わせ・ご注文フォーム
にほんブログ村 本ブログ 出版社・書店へ