2011年12月31日土曜日

私の店は57歳になりました

いよいよ2011年は終わりました。
様々な悲喜劇を包みながら、年月は川の流れのように
流れ去りました。
イセザキ書房は、57年目に入りました。
よくぞ56年間も本を売るという一筋道を歩んできたものです。
我ながら”よくぞがんばった”と今、思い出しております。
好況の時もありました。そして、今、難しい時代に入って
しまいましたが、私は、私の生あるかぎり本を売って
一人でも多くの人に、1冊でも多くの本を読んでいただく事に
一生を捧げ、自分自身を磨いてゆく覚悟です。

厳しい夫に36年間教育を受けた事が、いま、これから
花開くことを信じています。
息子が姿形だけでなく、まるで、夫のように見える事もしばしば。
息子も一人息子ながら、厳しい父親教育で育ってきました。
今、”有難うございました”と夫に手を合わせるような心境に
なっております。

さて、直接、国家為政者と、云わらずを得ないのですが、
野田総理は、誰かに後押しされて動いているように思われて仕方ありません。
それほどの信念やアイデアのあるお方とは思へません。

消費税を、14年4月8%、15年10月10%、と決めたらしいが、
15年とはいえ4年間、野田さん、その時まで貴方は総理の椅子に
座っていますでしょうか。 
  
また、消費税は、税率を変えると、どの商品がどの税率で
入荷してきたのか、大変ややこしい問題が起きてきます。
商人(流通業者)は泣かされます。
そういう具体的なことを、高級官僚も大臣も経験されていないと
思います。国民をやたらざわつかせても、混乱を起こすだけです。

私は、消費税に手をつける前に、議員を半分にし、
報酬をカットする事が先決だと思います

総理殿、国民を困らせるのが貴方の仕事ではありません。
国民に幸を送って下さい。
例え、貴方達エライ方の痛みが出たとしても、
一番大切なのは国民です。

税が自然にとれるように、国を栄えさせる方策を考えるのが
総理の仕事です
出来なくはありません。
病気になる程、考えて、考えて、政治をやれば必ず答えは出てきます。

また、困っている人に、キャッシュを与えるというのはいけません。
どこまでが困っている人か線引きがない。
そして、お金は、道筋を間違えて流れて行く可能性大です。

国民に幸を与えて下さい。
ブラリブラリしていてお金が入ってくるのは、邪道です。

総理、誰に云われているのか知らないけど、
自分の考えで、自分の国民に幸を与えて下さい。
せっかく総理大臣というトップになられたのだから。

新しい年は、また、日が昇るようにみんなで努力しましょう。

本を読んで下さい。色々な本を沢山、沢山読んで下さい。
そうすれば総理の頭の中に、様々な考えが
浮かんでくるはずです。
一国の総理になる人です

色々な姿形がの頭に思い描かれます。


国民に信じられる総理大臣になって下さい。

私もしっかりがんばります。

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2011年12月24日土曜日

成人力を備えよう

先日も横浜で母子心中のような事件があった。
死なねば解決出来ない程の悩みに押しつぶされたのだろうか。

私も20歳で結婚して、夫は25歳。非常に厳しい夫だった。
年齢は、5歳しか違わないが、夫の読書量は
私の何十倍にも及ぶので、夫との知識の差は比較にならない。
しかし、年齢から来る常識は今から思うと、おぼこかった。
世の中のしきたりにうとかった。私はそれに苦しめられた。

ただ、一筋に商人として大成したかったのだ。
志し半ばにして、64歳で亡くなったが。

今、世界は戦国時代。
この中で勝ち抜くには、先ず成人力をつけることだと思う。
先日亡くなったスティーブ・ジョブズは、「言葉以外で意思伝達の
出来るマシンを作りたい。」が目的であったようだ。
社員、部下が、何十日間もかかって製品を自参すると、
気に入らなければ「こんな物役に立たない。」と云って、
床にぶつけてしまう。
そんな事はめずらしくなく、耐えきれずやめていく社員が
沢山いたそうだ。彼にとっては目的は唯ひとつ、それ以外の物は
すべてクズ同然。
そして、5年間以上かかって、サンフランシスコとシリコンバレーは、
あらゆる文化の通じる場所になり、エレクトロニクス産業、
マイクロチップメーカー、ビデオゲーム制作会社、
そして、コンピュータ会社が加わった。

現代人(特に、若い人達、大学生あたり)は、話すことを好まない。
ディスカッションを嫌う。そして、事が起きると他人のせいにする。
立ちあがって大衆に訴えるという事も好まない。いつの頃からだろう。
こうまってしまったのは。
私の言葉で云うと、教養を深める意欲が低下してしまっていると
感じている。

これは、学校教育制度にも起因すると思うけど、
自ら立ち上がる気力に乏しいのは時代のせいだろうか。

成人力というのは、数字では計れない。
話してみてやっと少し分かる。

私が強調したいのは、日本国民としての自覚を養ってほしい、ということ。
それには、古典や歴史ものの本を読む事だと思う。
それを読まねば何も分からない。
そして、日本は、東アジアの小さな島の集まりの国。
財産は、海だけである。これを守る事が一番大事な事である。
海の小さな島もおろそかにしてはならない。
みんなみんな日本の財産である。
国民全員が、成人力を備え、この難局を乗り切りたい。

成人力をつける第一の仕事は ”読書” です。
これなくしてはディスカッションも外国との外交も出来ません。

本を読んで下さい。お願いします。読書そして読書です。

私が本屋だから云っているのではありません。
それが、日本人としての、成人力を養う糧になるからです。

再度申し上げます。 私の商売に関係なくとにかく本を読んで下さい。
それが、成人力への第一歩です。



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2011年12月17日土曜日

野田総理本を読んで下さい

同じ事を何度も書かねばならないこの苦痛。
私は政治家でも新聞記者でもないので細かな数字は分からない。
でも日本国が、金不足であることは、素人ながら分かっている。
金集めといえば、すぐに 消費税。これは簡単だからだろうけど
国民も馬鹿ばかりではありません。

なぜ 議員を半分にして、その報酬を減らさないのですか。
現在の総理にそれだけの力量がないのですか。

もうすぐ 日本の総理 という本が出版されます。
第1巻は 吉田茂、、、以下ずっとつづきます。
私は楽しみにしております。
一人一人時代と合わせて比べてみようと思っております。
全部が全部素晴らしい人ではないでしょう。

本当に立派な方とは、自己を犠牲にしても国家と国民の事を第一に
そして恵まれぬ国民に幸せを考えていただけるお方だと思っております。
野田総理は残念ながら、遠く及ばないと感じております。

こいう考えの国民はほとんど大部分だと思います。
民主党政権になった時はっきり云われたではありませんか。実行されてないんです。

私は零細小売店。国民に うるおい を与えているのはこの零細小売店です。
しかし消費税がアップすれば更に不景気になり、零細店は 1軒1軒
潰れて行くでしょう。
日本人の大部分はビンボーです

私は 一人でも多くの人に 1冊でも多くの本を 読んでいただくことを
人生の目標にして生きております。

総理是非 本 を読んで下さい。お願いたします





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野田総理

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2011年12月10日土曜日

メイルの御手紙ありがとうございました

先日eホーン(ネット)の御客様から,下記の様なメイルの御手紙をいただきました。

イセザキ書房さま
本日初めてお店で買わせて頂きました。
お忙しいところ話し相手になっていただきありがとうございました。
街の本屋さんで手にとって買い物するのはとても幸せなことです。
私は個人商店が好きなので、昨今の書店だけに限らず何のお店でも
(巨大スーパー化)してしまう事をさびしく感じていましたが、
イセザキ書房さん、これからも続けてくださいね。
又行きますのでよろしくお願いいたします。

こんなお話はあちこちで聞いている事でしたが、
こうしてメイルで発信していただくと感激又ひとしおでした。

一昔前までは、どんな町にも、村にも、何々ゃ、何々やと
軒をならべて小売り店がありました。そこで買い物の話ばかりでなく
よもやま話も楽しみながら買い物をしておりました。

今はどうでしょう。スーパーマーケットへ行き広い店内を回りながら
ほしい物をかごに入れレジに並ぶ。そして清算。
有難うございますまたどうぞ。というかいわないか?それよりも
お次の方どうぞ、、、、、、でしょう。

商業の工業化と云うべきか、販売の合理化と考えるか。
銀行の合理化も機械化と客の労働力の利用による合理化。

読書も紙の本だけでなく 電子ブックがやってきた。

どれもみんな科学の進歩によって世の中は 楽しく、便利になった。

私は昭和人 だからというわけではないが 世の中には少々の 無駄 があっても良いと思う。
電子本でコミックも小説もよめるでしょう。
では貴方の意見なり考え方を書いて間違いなく 公表 できますか。

今 世界は 戦国時代 気持ちのうえではまことにせつない。

しかし 人間にとって一番大切なのは 心 ではないでしょうか。




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2011年12月3日土曜日

為政者はもっと国家と国民に愛と思いやりを

あれは、いつの頃だったろうか?
イセザキ書房のビルが建ってすぐの時だったから、
多分、昭和40年の初めの頃かと思う。
夫の兄が、全国町内会長をやっていた時、上京して
私の家へその人(副会長かも分からない)を連れて
やって来た。

私は、義兄と夫とその方と3人が話しているのを
お茶を出しながら聞いていた。
そのお客様曰く、「会長さん、こんなに好景気は
いつまで続くんでしょうね。でも、今が最高でしょうね。
そして、反動がやがて来るのでしょうね。
これは、景気が良すぎますよ。」

私は、未だ半分子供みたいなもので、現在の景気が
異常だなんて全く考えていなかったし、分からなかった。
そんな時、この話は、私の胸の中にズシーンと入って来た。
私は、毎年毎年、前年比何%増と、計算するのは当然で、
これが、マイナスになるような事は頭のスミにもなかったから。

今が最高だとすれば、これからどうすればいいんだろう?

私の近所の5歳年上の商店のおかみさんから、
「佐藤さんね、商人は、買えるお金のある時に
欲しい物は買っておくべきよ。お金が入って来なくなったら、
何も買えなくなるのよ。私は、母から教えられているの。」
と聞いた事もあった。
私は、その意味がよく分からない年齢であった。

ごくごく普通の人間でも、年を重ねている人達は、
学問上ではなく、体験的というか、直感で先が読めるんだな
という事を教えられた。
まして、東大卒等の高級官僚等は、先見性を充分持っていると
思う。戦後のあのバブル景気は、バブルであるという事は
計算できていたはずだと思う。

私は、大阪・神戸・鎌倉に同級生が住んでいた。
大体、私のスケジュールに合わせてもらって、
四人で、よく旅行に出た。たかだか一泊だけど、楽しかった。
その時、その中の一人に、経済観念の優れた人がいて、
こうすれば安く買える、こうすれば安く泊まれる、といつも私達を
リードしていた。ある時、金額は覚えていないけれど、
通常の半値位で、一寸便利は悪いけれど、厚生年金ホテルという
所へ泊まったことがあった。確かに安い、安かった。
でも、夜中に風がどこからか入ってくる。何か、上の階の音が
コトコトといつまでも聞こえる。食事もまあまあだったけれど、
接待のサービスは中の下。
私達は、「もう、この手のホテルはやめようね。お金が安くても
楽しくないじゃない。」と云って、世話してくれた人に
申し訳ないけどつまらなかった思いをした。

今から考えると、その手のホテルとか、色々なものが、
お金がどんどん入ってくるので、使わなきゃという事で、
箱物作りばかりではなく、自分達もおそらくザブザブと
豪遊していたのではなかろうか。

世の中の動きだって、私達よりずっとずっと正確な数字を
知っていたはずだと思う。悲しいかな、自分達の在任中の
間の事だけしか考えていなかったのだろう。
普通の人にでも、これは異常だと分かる事が、高級官僚に
分からないはずがない。でも、その頃は、将来の事を
深くは考えていなかったのだろうか?およその事は分かっていたはずだと今の私には思えるけれど。

私は、今、本当かどうかよく分からないけれども、国家に
金がないと云って、その穴埋めに増税という仕掛けを
打ち出してきたが、為政者は、選ばれる位だから、
頭もいいはずだし、情報は、本当の事が入って来ているはずなのに、
なぜ、先が読めなかったのか不思議でしょうがない。

みんなエライお方達は、自分の在任中の事しか考えてないんだろうか。
国家の長期の展望まで考えてくれていないんだろう。でもどうしてもと
云うならば先ずは議員の数を半分にし1人当たりの報酬を減らす事の方が先決だと思う。

人口の推移だって統計学で分かっているはずだと思う。
自分の在任中の事しか考えていないんだろうと思う。
そして、少しでも長くそこにいたいのだろうとしか考えられない。

そして、事故が起こるとさっさと退職する。
卑怯じゃありませんか。東電の社長さん、心中いかがにございますか。
そんな人ばかりの集団で、不幸を負うのは力のない国民ばかり。

若い人達は、常にクールで、のんきだけれど、
これも己の事だけしか考えていない。
そういう教育を受けて来たんだ。

私は、もう70歳を過ぎているけれど、体力、気力が許すなら、
ストライキをやりたいと考えている。
  老人が、動かなければ、日本は本当にダメ国家になってしまう。

頑張ろう、老人パワー、お願いします。


皆様のご参加をお待ちしております!

















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