2013年10月19日土曜日

特定秘密保護法案ってなんですか?

私はテレビで一寸見ただけで
私の知識ではよく分からないというのが真実だ。

私が未だ子供であった時(小学校くらい)
祖父は手広く事業をやっていたので
年中会合に行く事が多かった。

あちらこちらで様々な事を聞いてきて
夕食の時など
「あれは誰それに云っておかなくてはいかん。」
などと話すと、その時必ず祖母が
「そんな余計なこと云うものじゃない。
警察から一寸来いと云われかねない。
そんな事絶対他人にはしゃべらない事だよ。
よく気をつけて。」
と祖母が叱りつけていた事を思い出した。

内容も具体的には私には
分からない事だったけど
「警察から一寸来い。」という言葉は
70年経った今でもはっきり覚えている。

そんな私が≪特定秘密保護法案≫について
公明党の反対があったので少し譲歩して
とにかく今の臨時国会で総理は通すつもりらしい。

私は政治家でも役人でもないし
そういう世界は全く知らない人間だけど
一瞬何か言論の自由が何十分の一か
知らないが不自由になりそうな予感がする。

私の取越苦労かとも思うが
現内閣は3年間自由に羽ばたける事を
知っているので、消費税の増税や
株式会社の税を下げるとか
私の予想でいくと、安倍総理は自由自在に
何でも出来る立場にある事を大いに利用して
この先何が飛び出してくるか分からないと思う。

野党があまりにも弱すぎるので
国民にとって幸か不幸か
私には疑問を抱きはじめた。

参議院を止めてしまうか
人数をうんと減らして学識のある人だけにして欲しい。
そして、常にねじれがあった方が
力のない国民にとっては幸だと
私はこの頃思っている。

嘘をつく時、「大本営発表だよ。」と
よく若い時は云った事がある。
つまり事実でないという意味に使われていた言葉。

私は太平洋戦争で33才の父を召集でとられ、
フィリピン、ルソン島で野垂れ死にさせられた。

だがそれでも 戦争が終わったとゆうことで
、様々な事が変化してゆく中で
民主主義というものは本当に素敵なものだと思い
心も体もどんなにほっとしたことか。
だから私の時代の人間は、様々な変化を
苦労しながらも、心がどんなに広くなった事か。

その戦後の中で行われた東京オリンピック
どんなに素敵だったか。
皇族でない正田美智子さんが皇太子妃になった時も
みんなで喜んだ。

あの頃のような日本中を覆った空気は
本当に素晴らしく未来を信じて
生きる事が充分出来た。

それから60年余経った今日、
そろそろ色々な形で為政者の思う通りに
なってき始めた事を80才の今、色々感じ始めた。

安倍総理は長くその職にいられる事を
100%利用して、日本の国を
暗くし始めたような気がしてならない。
そうでなくとも、世の中はどんどん変化して
苦痛にあえぐ国民も多くなってきている昨今、
せめて政治を右回転させないで欲しいと
心から願う気持ちでいっぱいです。

みなさんはどう思われますか?






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